Saturday, September 8, 2012

Patrick Wolf @Tivoli, Brisbane 7/9/2012

あれは大学生なりたてホヤホヤの時分、彼のことを教えてくれた友達と夜行バスで
大阪から、遥々東京はStudio Coastまで行ったBritish Anthems。
あの衝撃の出会いから早3年近く。
まさかPatrick Wolfをオーストラリアで観ることになるなんて、
誰が想像出来ただろうか(いやできなかった)。

会場はブリスベンのFortitude ValleyにあるTivoliだったんだけども、
初チボリ・夜・一人という三重苦で案の定道に迷い、
春の陽気にのせて知らない人に2回も道を尋ねた。

親切な人たちの助けもあって無事に開演30分前には到着。
ホッとしたのもつかの間で入るなり会場の可愛さにウットリ!
中世ヨーロッパ風味の、趣のある劇場とでもいいますか、
インディー臭のするライブハウスとはまた違うオシャレな雰囲気。
そして観に来てる人たちがまたオシャレなこと!
赤毛の短髪でレトロな緑ドレス女子と、赤シャツに青短パンのサスペンダー男子
カップルが私の中では非常にツボだった。
物販でパトりんTシャツを買ってきゃっきゃしてる男の人たちもなんか可愛かったな。


そんな感じで人間観察を存分に堪能して席につき、前座で登場したのは
メルボルン出身のBrous。女性ボーカルだからっていう理由だけかもしれないし、
だけじゃないかもしれないけどSt.VincentとかFlorence + The Machineを彷彿させるなと。
パフォーマンスの途中、曲と曲の間に突如何語かわからないけど
多分スペイン語の歌をアカペラで歌い出したのが私の中でのハイライト。
謎の言語で民謡みたいな曲調を足踏みしながら歌ってたの素敵だった〜。


そしていよいよパトリック登場。
泣くかと思ったね。というか隣の女の子達泣いてた。
Teignmouthで始まった瞬間の鳥肌具合はもはや鳥。
そして早々と次に演奏したのはHard Times。
あと他に演奏した曲で覚えてるのは
・Vulture
・Bermondsey Street
・The Magic Position
・Wind In The Wires
・The Magic Position
・Oblivion
・House
他にももっと歌ったのは確か。

ハープにピアノ、何種類かのギターと太鼓もあったし、バイオリンのお姉さんもピアノと
ハープに加えノコギリまで演奏するしで、まさしくアコースティックなライブだった。
(アコースティックって、いままでずっとギターの直訳だと思ってたけど辞書で引いたら
電気的な機器•装置を使わない、楽器本来の響きをもつさま。生の。ですって、恥ずかし)

3年前初めてパトリックを観た時には、彼の独特かつ強烈なオーラにとことん魅了されたけど
昨夜はその感覚と全く同じくらい違う意味で魅了されっ放しだった。
前回は友達と一緒にパトリックにハグされるというミラクルが起ったけれど、
今回はそんなハプニングも特になかったので次回に期待。
また次は友達と日本で観れるとイイナ。
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