そんな灼熱地獄の中、今日は朝から動いて、買い物行って、課題出して、授業受けた後、ルームメイトがインターンしてるデザイン事務所主催の上映イベントに参加すべく、近所の映画館まで行ってきました〜。
上映されたのは、“The Startup Kids”。
アイスランドの起業家二人が、アメリカとヨーロッパの若いウェブ起業家たちについて撮影したドキュメンタリー映画。
インタビューを受けてたのは、SoundCloud、Vimeo、Kiip、Grove、などなどを立ち上げた若い起業家たちで、彼らの企業に至った経緯とか、仕事に対する価値観とかを主に取り上げてた。
こういう、インスピレーションとか啓発を促す様な映画って、だいたい観た後鬱になるんだけど(成功してる人たちの輝かしい現在だけを斜めから観てしまうから)、今回は以外と客観的に見ることが出来た気が。
内容的には、
“好きなことや、本当に自分の興味のあることを追究し続ければきっと成功する”
“なにごとも「始めること」が一番難しい”
“成功するには絶えず全力で仕事に取り組むこと”
“人生は一人につき一回しか無い”
“他人に踏みならされて出来た道を歩くなんてつまらなすぎる”
とか、結構当たり前のことを伝授されてる様な気が時折したけど、その当たり前がなにより難しくて忘れがちで、こういう再認識の機会って大切なのかなと。
これも当たり前かもしれないけど、なかなか私の中でハッとしたのは、
“テクノロジーが発達した世の中、高いお金出して学校行かなくても企業の立ち上げ方なんてGoogle使えば短時間で分かる”とか、
“家庭を持たない若者には失うものが大人よりも少ない”とか。
成功して儲けがどうこうよりも、SoundCloudの彼が言ってたような、
“自分達の利益のために始めたことがいつの間にか更なる利益をうんで”、っていう結果は最高の形だよなあとも思った。だって言ってみれば、最初の段階では彼らのやってたことは“仕事”ですら無かったんだもんな。
Vimeoの彼も、Vimeoを立ち上げることが地球上に存在する他の何よりも(家族よりも人間関係よりも)重要だと思えたって言ってたし、そういう一心に取り組めるなにかってのが大事なのかね。なかなか簡単に見つけられるもんじゃあない
犠牲にするものの多さも何人かの起業家が話してたけど、何も犠牲にせずに仕事とプライベートを同時に十二分に充実させるなんて、出来るのたぶん超人くらい。
なんか観た後には、ホ〜ってすんなり納得出来てた気がしたけど、こうやって思い返してみると結構複雑なのかも。ただ観て、インスピレーション受けて来た\(^0^)/か、自分のちっぽけさ…で終わりたくなかったので書き留めたまで。
もう一回くらい観るべき。
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